みなさんこんにちは。香川県高松市のサンシャイン歯科の笹井です。今日は「口内環境と口内炎について」のお話です。お口の中の環境は、唾液の量と質、歯周組織の状態、細菌のバランスなどによって保たれています。唾液は単なる潤いだけでなく、酸を中和したり、抗菌作用をもつ成分で炎症の広がりを抑えたりする“自然の防御システム”です。一方で、口の中が乾燥したり、ブラッシング不足や歯周病によって炎症が続いたりすると、細菌の増殖環境が整い、粘膜の抵抗力も下がりやすくなります。その結果として起こりやすいのが口内炎です。口内炎は、疲労やストレス、睡眠不足、栄養の偏り(特にビタミンB群や鉄など)、粘膜への物理的刺激(噛み傷、歯の当たり、合わない入れ歯)などでも発症しますが、背景には“口腔内のバランス崩れ”が関わることが少なくありません。対策としては、刺激を避けることに加え、優しく丁寧な清掃で清潔を保ち、こまめに水分補給して乾燥を防ぐことが基本です。また、歯磨き前や寝る前、朝起きた後に殺菌成分配合の洗口剤でお口をゆすぐ事も効果的です。もし痛みが長引く、繰り返す、強く腫れる、発熱を伴うなどの場合は、自己判断せず歯科・口腔外科で相談しましょう。口内炎はつらい症状ですが、口腔内環境を整えることで予防につながります。
