2022.11.5

「肥満と歯を失うリスクについて」

「肥満と歯を失うリスクについて」
滋賀医科大学とサンスターの研究で、40代以上では肥満度が高いほど歯を失うリスクが高いことが発表されました。さらに喫煙習慣があると、リスクは増加し、奥歯から失いやすいことがわかりました。肥満(BMI25以上)とそうでない人を分けて、残っている歯の本数や部位を調べると、肥満の人の方が多くの歯を失っており、特に下の奥歯の残存本数に大きな違いがあったとの事でした。肥満は様々な病気のリスクが上がってしまいます。生活習慣に気を付け、肥満を改善、予防することで、体全身の健康にとって大きなメリットになります。気づいた時から、改善に取り組みましょう。
「歯を失うリスクについて」
身体にとって歯を失うことはとても大きな損失です。しかし、歯を失っても入れ歯にすればいいと考え、歯を大切にしない人も少なくありません。ただ、この考えは大きな間違いです。人間の歯には、自分の体重以上の負荷がかかっています。物をかんだり、力をこめたり、無意識で噛んだりしている時にも、あんなに小さな歯にとても大きな力がかかっているのです。歯を失うと、これだけの負荷に耐えていてくれた部分が無くなるので、当然力も入りにくくなるし、顔の筋力も低下して噛む力も衰えてしまうし、噛むことで得られていた脳への刺激が激減し、アルツハイマーのリスクも上がってしまいます。歯を失うことで、与えられる損失はすぐに感じる物だと、食べ物の食べにくさや、固い物が噛めず自由に食事を楽しめないストレスなどが挙げられます。長期的に与えられる損失だと、歯は1本抜けるとその左右の歯も抜けやすくなるので、時間の経過とともに抜ける歯が増え、全ての歯を失ってしまうリスクが上がる事、アルツハイマーリスクの向上、運動機能の低下などが挙げられます。歯周病で歯を失うと、歯茎が大きなダメージを受けているということなので、1本では済まず時間経過とともに失う歯が増加する事が多いです。自分の歯をできるだけ長い時間残すためにも、お家でのケアと定期的な歯科でのメンテンスが必要です。歯周病は予防して、症状が進行しないように防衛していくしかありません。予防の意識をしっかり持ち、将来の自分の歯と身体を守っていきましょう。