2022.10.2

オーラルフレイルについて

「老化は口から!?オーラルフレイルって何!?」
皆さんはオーラルフレイルという言葉をご存知ですか?オーラル(口腔)とフレイル(虚弱)を繋げた言葉で、口から始まる老化現象のことを指します。昔は「老化は足から」などと言われていましたが、近年、口から始まる老化が注目されつつあります。
症状としては様々で、下記のようなものがあります。
・食事をするとむせる、飲み込みにくい
・固い物が食べられず、やわらかい物しか食べていない
・滑舌が悪い、舌が回らない
・食欲がない、食事中に口から物がよくこぼれる
・口臭がある、口の中が乾燥する
このように様々な症状があり、段階的に悪化していきます。歯科にも行かず、そのままにしておくとどんどん悪くなり、口から始まる老化が大きく進んでしまいます。
「食べるだけじゃない!お口の働き!」
時々、『食事をすることが口の役割で、虫歯や歯周病になっても食事面でデメリットが発生するだけだから、そこを我慢すればいい。歯医者は怖いし嫌いだから、口の中が悪くてもそのままにしておこう。最悪、入れ歯がある』と考えられている方がいますが、大きな間違いです。お口の役割は体全体にとってとっても重要なのです。噛むことで顔の筋肉が刺激され、脳に刺激がいき、認知症やアルツハイマーの予防になります。また、私たちは歩いたり運動したりする時、無意識の内に奥歯を噛んで力を出しています。歯が抜けてしまったり、虫歯で噛みあわせが悪くなってしまったり、入れ歯で強く噛めなかったりすると運動機能が低下してしまいます。
「そのままにしておくととっても怖いことに・・・」
オーラルフレイルの状態をそのままにしておくと、全身の老化や要介護リスク、死亡リスクが大きく跳ね上がると言われています。少しでも早いうちから、口腔内に意識を向け、メンテナンスをしっかり行っていきましょう。お口の中がボロボロになってからでは、後悔しても手遅れです。治療に時間もお金もかかりますし、完全にもとには戻りません。そうならない為にも、日々のお口のメンテナンスと、歯科での定期的なケアをしっかり行いましょう。