2021.5.18

『歯と認知症の関係について』

『歯と認知症の関係について』
歯と認知症には大きな関係があります。歯を失うごとに認知症の発症リスクは高まっていき、全て失った場合、20歯以上残っている人と比べて約2倍認知症になりやすくなるというデータがあります。これは、噛むという行為が脳に対して刺激となっており、しっかり噛めている人の方が脳への血流が増え、しっかり活性化が行われており、認知症の予防に繫がっているのではないかといわれています。
『歯を失った場合の補綴治療について』
それでは実際に歯を失ってしまった場合、どのような治療を選べばいいのかという話ですが、失った歯に対する補綴治療は、入れ歯、インプラント、ブリッジ等が主なものになります。それぞれ治療法が違うので、噛める力等も変わってくるのですが、今回は噛める力と異物感について説明させて頂きます。
まず、インプラントに関してですが、こちらは自身の歯と同じ様にしっかり噛めて異物感も気にならないかと思います。手術で埋め込むので、完成までに時間がかかってしまう事と自費になるのでコストがかかってしまいますが、メンテナンスをしっかりすれば噛める喜びや楽しさを実感できる治療法になります。次にブリッジに関してですが、こちらも歯と同じ様に装着するので異物感は気にならないかと思います。噛む力は普通に噛めますが、健康な左右の歯を削ってくっつけているので、噛む毎に左右の歯に負担がかかり、経年によって左右の歯が抜けてしまう事があります。最後に入れ歯に関してですが、こちらはどうしても異物感が強くなってしまいます。口の中はとても敏感で、髪の毛が入るだけで気持ち悪く感じてしまいますよね。あんなに細いものでもそうなるのに、入れ歯ほど大きい物だと直の事強く感じると思います。噛む力に関しても、天然歯の20%程しか噛めないといわれています。強く噛むと痛みがでたりするので、肉やたこ、いか等弾力のあるものが食べられなくなる方もいます。まずは、自身の歯を失わないようにメンテナンスをしっかり行うことが大切ですが、失ってしまった時は歯科でしっかりと相談し、後悔の無いように治療を選択しましょう。